Arduino UNO互換機とUbuntu16.04でLED点滅させてみた

実はずっと前にAVRマイコンを使ったことがあるけど、難しくてプログラムを書き込むことすらできなかったなぁ(へぼい)。Arduino互換機なら値段も安いし簡単だし最高の環境ですね。いい時代だぁ。
このArduinoUNO互換機とUbuntu16.04でLチカさせるまでにやったことを書いときます。
Arduino IDEの最新版をダウンロード
Arduino IDE(統合開発環境)はArduino公式サイトのソースコードを使います。Ubuntuソフトウェア(センター)やapt-getコマンドでもArduino IDEはインストールできますがバージョンが古かった(1.0.5)ので、公式サイトの最新版がおすすめ。
ノートPCで使ってるUbuntuなのでLinuxの64bit版(arduino-1.8.1-linux64.tar.xz)をダウンロードしました。他に32bit版とARM版があります。今の最新バージョンは1.8.1。
ダウンロードページは寄付を促してるのでリンクが多少わかりにくいですが、JUST DOWNLOADから無料でダウンロードできます。
UbuntuにArduino IDEをインストール
- tar.xzを解凍すると「arduino-1.8.1」というフォルダができるので、わかりやすく「ホーム」に移動。
- 端末を開いて作業するディレクトリをarduino-1.8.1にしておく。
cd arduino-1.8.1
- install.shを実行。(実行権限はついてました)
しばらく待ってるとインストール完了。sudo ./install.sh
ダッシュボードのアイコンから起動できます。
ボードの種類とシリアルポートを選択
Arduino IDEを起動したらArduinoUNO互換機をUSBでパソコンに接続。
メニューの「ツール」でボードはArduino/Genuino UNO(デフォルト)にしときます。
メニューの「ツール」でシリアルポートを選択。デバイス名は/dev/ttyUSB0となってました。もし表示されない場合は接続し直すか、パソコンを再起動してみる。
LED点滅プログラムをコンパイルして書き込む
LED点滅させるプログラムは元からサンプルがあるのでそれを使いました。
メニューの「ファイル」->「スケッチ例」->「01.Basics」->「Blink」を選択。
Blinkは一秒間隔で5VをON/OFFするプログラムです。出力するピンが書かれてないけどLED_BUITINは13番ピンで使用する定数らしい。
左上のチェックマークをクリックしてコンパイル(検証)開始。
エラーがなければ矢印のマークをクリックしてマイコンボードに書き込みます。
LEDの長い足(+)を13番ピンに、短い足(-)をGNDに挿して点滅すれば成功。5VなのでLEDには抵抗を付けたほうがいいけど無くても燃えたりはしませんでした。
で、何を作ろうとしてるのか
楽器系のツールを作ろうと思ってたけどまだ考え中。そういえば昔、手袋型のMIDIキーボード作ろうと思ったことあったなぁ。指でどこでもトントンして鼻歌的にリズムパートの打ち込みできればいいなとか。製品じゃ見たこと無いけどどっかに売ってそう。
まぁとりあえず思いついたら作れる環境ができたので良かった。
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